工学部サステナビリティ学科 三坂 育正教授が受賞した環境情報科学センター賞の表彰式が行われました

工学部サステナビリティ学科 三坂 育正教授が、一般社団法人環境情報科学センター主催の回環境情報科学センター賞「学術論文賞」を受賞し、６月29日に表彰式が行われました。

受賞した業績は、「複合的指標による都市の暑熱環境の評価に関する一連の研究」です。
表彰式後の受賞講演では、気候変動や都市のヒートアイランド現象で問題となっている都市の暑熱環境に対して、個人の対策にとどまらない、都市空間やまちづくりにおける暑熱適応（暑さ対策）の重要性について述べました。

【コメント】

三坂 育正 教授

気候変動やヒートアイランド現象の進行に伴い、都市の暑熱化が厳しさを増している中で、熱中症予防や少しでも快適な屋外空間の創出を目指して、人を対象とした実験や現地での調査等に基づく様々な研究を実施してきました。その成果が環境情報科学センター賞（学術論文賞）として評価されたことを大変光栄に思うとともに、研究の実施に当たってご協力・ご支援いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。

暑熱適応や暑さ対策をまちづくりに取り組む活動は、社会ではまだ大きな動きにはなっていません。今後、研究成果の効果的な発信と実践への展開を通して、サステナブルな都市・まちづくりに貢献していきたいと思っています。